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想いの重さ。

沖縄那覇小禄田原骨折脱臼捻挫怪我

こんにちは。
那覇市小禄の骨折・脱臼・捻挫治療のプロ|
接骨院リボーネ 院長 友利です。

この時期だからこそ、
多くの選手の笑顔、
そして涙を見る機会が多くなります。

昨晩、一人の高校生が足を引きずりながら
当院を来院しました。

今週の月曜日にバスケの練習中に
足首を捻挫をしてしまい練習中止を
余儀なくされていました。

他の医療機関で4日間治療を行って
地面に足をつけるのがやっとでした。

すこし緊張した面持ちの彼女、
手を触れた瞬間に身体に緊張がはしるほど
過敏になっていました。

「痛くしますか?」

彼女の一言にハッとしました。
付き添ってくれていた方から
「前回までの施術がかなり痛かったみたいで」
と説明があり、納得しました。

身体が痛みに対して怯えていたのです。

医療機関で医療従事者の施術で
恐怖が植え付けられていたのです。

触れられる場所を少しずつほぐし、
軽く手を当てているだけの施術に
安心したのか少し身体がリラックスし始めました。

雑談を交わしながら少しずつ気持ちが楽になったのか
身体の緊張もどんどんほぐれていきました。

「電気、する?」

こわがりながら私にこう質問を投げかけました。

本当に嫌だったみたいです。

私の心が苦しくなりました。

医療機関でありながら
患者さんの気持ちを無視し
自己満の世界で
自分がいいと思っていることを
押し付ける。

憤りを感じました。

友利「大丈夫。嫌なことは絶対にしないから。
少しでも痛かったら我慢しないでいいっていいからね。」

患者さん「本当?わかった!」

本当にうれしそうな表情を浮かべていました。

医療に携わる者は勘違いをしていることが多いと感じます。
「○○法が効くから」
「捻挫は○○だ。」
などの自分の中の当たり前や常識で判断し、
目の前に起こっている患者さんの身体の反応を無視したやり方。

今、目の前にある事象を頭の中のフィルターで選別し、
自分の都合のいいように解釈を加えて診ている。
そのようなことが多いように感じます。

徐々に痛みが消え、緊張がどんどんなくなり始めたのを確認し、
友利「少し体重をかけてみようか?」
患者さん「はい。」
まだ不安な表情を浮かべながら、
ゆっくりと地面に左足を衝き、
立ち上がり、
患者さん「足だ!」
彼女なりの最大限の喜びの表現だったのでしょう。
表情は明るくなり、
本当にいい笑顔を見せてくれました。

座って施術、立って確認を数回繰り返しているうちに、
跛行を呈していますが、
けんけんをしたりしなくても歩けるまでに回復しました。

しかし、翌日の試合に臨めるだけの状態ではありませんでした。

親御さんとお話をし、
今回は厳しいとお伝えしました。

しかし、本人の表情からなんだか違和感を感じ、
「今回どうしてもでたいの?」
と質問をしたとき、

親御さんが訳をはなしてくれました。

高校3年生の彼女は、
1年生の当時、バスケットボール部は無く
自ら立ち上げ、部員一人という中でも、
朝練と称し、清掃活動や様々なことに取り組み
3年生になるまで必死で頑張って活動を続け、
一人、また一人と部員が増え、
やっと大会に出られるまでになったんです。

ふと、彼女の発した言葉を思い出しました。
「あと2回しかない。」

この言葉の重さをやっと理解できました。

彼女の3年間で本当に数少ない試合を
簡単に諦めろと発言した自分を恥じました。

私は勘違いをしていたのかもしれません。

自分の物差しで測っていたのかもしれません。

彼女にとって1試合は本当にかけがえのない1試合です。

3年間でやっと掴んだ試合の出場権をこんな形で

簡単に諦めれるわけありませんよね。

その後、親御さんに了承を得て
お互いの納得のいく状態まで
施術、チェックを繰り返し、
歩行できるところまで回復し、
本日試合に臨みました。

医療人として、
その後や、リスク管理が必要な事はわかっています。
しかし、
患者さんの気持ちになり、
考えることも重要です。

彼女にとっては大事な大事な1試合なんですから。

この後の治療も私が責任もっておこないます。

最後の1試合も全力で挑めるように

最大限のサポートをさせていただきます。

那覇市小禄の骨折・脱臼・捻挫治療のプロ|
接骨院リボーネ 院長 友利でした。

沖縄県那覇市字田原308
メゾングリーンヒル101
℡098-953-6150
ネット予約受付中

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