捻挫をしてしまったらどうするか?
こんばんは。
那覇市小禄の骨折・脱臼・捻挫治療のプロ | 接骨院リボーネ 院長 友利です。
毎回、「捻挫とは」など、捻挫についてお話しておりましたが。
今回は、起こした後すぐに当院を受診できない場合を想定し、
来院までに何を行えば良いのかをご紹介いたします。
まず大事にして頂きたいのは、
R・I・C・E処置です。(ライス処置)
どこかで聞いたり見たりした記憶はあるかと思いますが、
いざ自分がその状況になったり、また、その場面に出くわす事が無ければ、
細かく覚えていないと思いますので、ひとつずつ解説していきます。
R・I・C・E とはなにか。
Rest(レスト)・・・・安静
Icing(アイシング)・・・・冷却
Compression(コンプレッション)・・・・圧迫
Elevation(エレベーション)・・・・高挙、挙上
の頭文字をとってライスです。
Rest(レスト)・安静
安静なのですが、動かなければ治るという意味ではなく、
あくまでも応急処置ですから来院までに悪化させない為の処置として捉えてください。
また、休むことにより、中で起こってる出血も少なくてすみます。
出血が少なくてすむということは、腫れが少なくてすむということなのです。
Icing(アイシング)・冷却
アイシングが一番のわかり難いポイントだと思います。
冷やす事なのですが、どう冷やすかが問題です。
一番いいのは氷で患部を冷やすことですが、
氷を直接患部に当ててしまうと凍傷を起こしてしまう恐れがありますので、
袋に氷水を入れて冷やすようにしてください。
そのとき、20分当て続けるようにしましょう。途中ではずしたりすると効果は減ってしまいます。
しっかり冷やすことにより無駄な腫れを防いでくれます。
20分行った後は、一旦、アイシングはストップし残りの3つを継続してください。
20分を超えると凍傷(やけど)の危険性がありますので注意しましょう。
Compression(コンプレッション)・圧迫
圧迫も休んだり、冷やしたりと同じ目的で行いますが、
圧迫をぐるぐる巻きにするとか、強く締め付けるという意味ではないので気をつけてください!
締め付けすぎると血行障害を起こし、治りを悪くしたり、痛みを増大させたりしますのでご注意ください。
ではどれくらいが最適なのか?
バンテージやテーピング、包帯が身近にあるわけではないので、
各家庭にあるタオルやラップで代用してください。
そのときの注意が締めた先がちゃんと血が通ってるか確認してください。
指で押して、放した時にちゃんと赤くなるか見て下さい!
もし、赤くなるのが遅ければ締め付けすぎです!
緩めに巻いてください。
目的は、腫れすぎを防ぐことです。
Elevation(エレベーション)・高挙、挙上
レストで安静をとているので、安静の仕方とでも言ったほうがわかり易いかもしれませんね。
簡単に言いますと、心臓より高くあげて、血流を心臓に向けるということです。
足の捻挫なら、仰向けでなにか台に足を乗せ上げる。
手の捻挫なら、手を挙げ続けるのはしんどいので、横向きで何か抱き枕のようにして心臓より高く上げます。
右なら右を上に、左なら左を上に、くれぐれも逆にしないでください!
すべてにおいて共通する目的は、
“腫れすぎを防ぐこと”です。
ライスで大事なのは、
安静にし、患部を心臓より高い位置にし、冷やしながら、圧迫することにより、
腫れすぎて患部の治りを遅くしてしまわないようにすることを目的に行っています。
と、ここまではいろんなHPなどで見る内容ですね。
そして、友利の視点!ライスで気をつけて欲しいこと…
次回その内容を綴りたいと思います。
那覇市小禄の骨折・脱臼・捻挫治療のプロ | 接骨院リボーネ 院長 友利でした。
本日もありがとうございました。
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